フランス人映像作家が比叡山で5年の歳月をかけて描いた日本の美と心。 1000日でおよそ地球一周にあたる道程を礼拝しながら歩く、生死をかけた荒行・千日峰行。これを行う僧侶・阿闍利=上原行照師が、比叡の峰々寺々を巡りながら山川草木、全ての生きるものに感謝し礼拝する。そして京都の町へ下り、沿道で師を待つ人々のために尽くし、高い人間性をめざしてひたすら修行を重ねる阿闍利の姿が見るものの心を捉える。 人間の存在や価値、人間の尊厳と生命への畏敬を改めて考えさせるドキュメンタリーの秀作。
監督/ダニエル・モロー 後援/フランス外務省、パリ市、国際交流基金、エールフランス 監修/天台宗探題大僧正 半田孝淳、延暦寺執行 清原恵光、副執行 佐々木光澄 ●日本語字幕スーパー ●文部省選定、パリ人類博物館・国際映画祭FATUMBI賞受賞 ※VHSの巻末にはダニエルモロー監督のインタビューが収められています。