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各巻内容詳細
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第1回
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■「大量虐殺への道」
世界史上最悪の大量虐殺が行われた場所――アウシュビッツ強制収容所。その誕生と変遷を追う。1940年、それは開設された。当初の目的はナチのポーランド占領に抵抗する政治犯を収容すること。しかし、収容所は野心的なものとなることを宿命づけられていた。近隣の豊富な天然資源にドイツの巨大化学企業が目をつけたのだ。それにより、親衛隊長官ヒムラーが、労働力確保のため収容所の拡大を命じる。いま「死の工場」アウシュビッツが始まる。
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第2回
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■「死の工場」
1942年ナチスはヴァンゼー会議で“ユダヤ人問題の最終解決“について確認、フランスをはじめとした西ヨーロッパでもこれに着手し、ポーランドではヒムラーによるユダヤ人絶滅の命令の後、各地に「死の工場」が建設された。
第2巻に登場するトレブリンカは小さな収容所。しかし、それはただ囚人の殺害だけを目的としていたという
点で、アウシュビッツとは異なる。移送されてきた囚人の99%が、到着後2時間以内には殺害されたという。それはまさに純粋な「死の工場」であった。
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第3回
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■「収容所の番人たち」
1943年までには、45の収容所がアウシュビッツ周辺に建造された。こうして、ユダヤ人たちが大量に殺されていく一方で、親衛隊員たちは堕落した生活を送っていた。収容所には売春宿もあった。また、彼らはユダヤ人から収奪した金品によって闇取引をおこない、ほしいものを自由に手に入れていた。そして「死の天使」と呼ばれた医師メンゲレによる身の毛もよだつような実験。収容所の腐敗した実態を見る。
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第4回
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■「加速する殺戮」
「しばらくすると何も感じなくなります。私の良心は、あの時、心の奥底に押し込められて、今でもそこにとどまっています。ときどき、心の奥底から声が聞こえます。一体なぜ私たちはあんなことをしたんだと…
1944年には、ハンガリーのユダヤ人を中心に、毎日1万人もの人が殺された。絶滅収容所では、1棟につき4人の親衛隊員のほかに100人のユダヤ人特別労務班員が配備される。任務を拒否することは「死」を意味していた。悩みながらも、同じユダヤ人の殺害に協力せざるをえなかった元特別労務班員が語る。
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第5回
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■「解放と復讐」
アウシュビッツの衝撃的な終焉と当事者たちの戦後を取り上げる。
1945年1月27日、アウシュビッツ強制収容所は解放される。しかし、彼らを待っていたのは、あまりにも悲惨な現実であった。衰弱しきった囚人たちの多くは命を失い、女性たちはソビエト兵によって強姦された。ようやくたどり着いた祖国にも平和はない。資産は没収されてすでになく、故郷の街で虐待に直面する人もいた。戦後の混沌の中で、ナチスの残党狩りが始まり……。
過去を風化させないために、人生の終焉を迎えようとしている元親衛隊員が、ホロコースト否定論に立ち向かう。
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