不世出の版画家・棟方志功は、版画をあえて“板画”と呼び、そこに投じる自分の生き方を“板極道”と称した。そして「日本人のわたくしは、日本から生まれる仕事こそ本当のモノだと思ったのでした」と書いた。 国際的にも高く評価される、日本が誇る版画家・棟方志功(1975年死去)。その人と芸術を、作品や氏が育った津軽の風土を通して描き出したドキュメンタリー映画。ベルリン国際映画祭短編部門グランプリ受賞ほか、数々の賞を独占し話題となった作品。
監督/柳川武夫、 脚本/杉山義法、 音楽/小杉太一郎 ナレーター/鈴木瑞穂 <略歴> 棟方志功(1903−1975) 青森市生まれ。21歳で上京し油絵を学び、のち版画を志す。 1938年「善知鳥」が帝展特選。1951年「女人観世音」スイス・ルガノ国際版画コンクール優秀賞。1956年「耶蘇十二使徒」ベニス・ビエンナーレ展国際版画大賞。1969年「板業40周年記念大個展」などで毎日芸術大賞。1970年文化勲章受賞。 ●1975年度芸術祭大賞 ●1975年度ベルリン国際映画祭短編部門グランプリ ●1975年度キネマ旬報文化映画ベストワン ●文部省特別選定